coguma’s diary

主にパンと本と映画と…

心を穏やかにする『法話』

池上彰さんの本を読んでから、

どうにも仏教に興味が向いてしまいます。

 

最近の日課は朝に一つ、YouTube法話を聴く事。

色んな教えがあるけれど、やっぱり初めは般若心経から知りたい!

という事で本や動画を調べている中で見つけた

お気に入りの神戸にある須磨寺の副住職・小池陽人(ようにん)さんのチャンネル。

https://www.youtube.com/c/須磨寺小池陽人の随想録 

般若心経への理解を深めるにはぴったりだと感じました。

このチャンネルの私的、おすすめポイントをサラッと記録します。

 

般若心経は漢文!

冷静に考えれば当たり前なんですが(笑)

改めて言われると確かに般若心経は漢文です。

なので、漢字の意味を考えれば頭にも心にも入ってきやすい!

 

本で理解しようとしていると、漢字が沢山並んでいるという目から入る情報だけで難しく思ってしまい、加えて宗教学者さんの書く本の言葉は知らない言い回しばかり。

私の小さなおつむには『ハテナ』が浮かぶばかり。

..だから、いまいち頭に入らなかったのかと思いました。

 

陽人僧侶は般若心経の一文ずつ区切りも付けながら、法の意味を説明し、お釈迦様の智慧(ちえ)を解いてくれています。

 

朝に観るのにも理由がありまして。

ひとつの動画の最後に実際にお経を唱えてくださり、「今日も一日、ご無事で過ごしください」と言ってくれるんです。

これを聞くと、同じ電車に乗っている見ず知らずの人たちにさえ、慈しみの気持ちが湧いてきます。

そんな言葉ひとつで慈しみの気持ちが湧くもんか!と思う人あらば、

どうであるかどうか、ぜひ、観てもらいたいです。

↓  ↓ お試しあれ ↓ ↓

youtu.be

現代には現代に生きる仏教の教えがある 

このチャンネルで般若心経や弘法大師様の教えを知る以外に気づいた事があります。

それは現代のお坊さんという存在への認識の変化です。

お坊さんって、悪い評判の人も多いから説法はあまり好きじゃなかったのですが、

その偏った決めつけさえも間違えだったと気づかされました。

現代人に足りない利他の心、これを仏教を通して学び身に着ける姿勢を持つ事で、

以前よりも自分の心が穏やかである時間が増えたように実感している今日この頃です。


お釈迦様、弘法大師様(ちなみに弘法大師様は空海ですよ!)が人間の姿で生きていた時とは、現代は全く違うけど、

こうして現代に今の身を持って生きている私にも響いてくる言葉は沢山あります。

現代には現代に生きる仏教の教えがあるのだと思うと、

これからも仏教への学びを進めていきたくなります^^